収録曲
Chega de saudade(想いあふれて)
Maria Ninguem(マリア・ニンゲン)
Nuages(ニュアージュ)
AVE(アヴェ)
Carinhoso(カリニョーゾ)
A Demain(ア・ドゥマン)
Aquellos ojos grises(灰色の瞳)
Dealage(デカラージュ)
Upa Neguinho(ウパ・ネギーニョ)
El Dia Que Me Quieras(想いのとどく日)
Eu vim da Bahia (バイーア生まれ)
Rondo du onze novembre (11月11日のロンド)
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<ミュージシャン>
●ボサコルデオン
2003年第1回新潟ジャズストリート開催の折、アコーディオンとヴォーカルのみのボサノヴァデュオを急遽結成。アコーディオンでボサノヴァを奏でるという難しさと共に不思議な新鮮さをも感じさせた。ボサとアコルデオンというラテン系の読みを合わせた思いつきの《ボサコルデオン》というユニット名はその後定着。
ボサノヴァやショーロなどのブラジル音楽やシャンソン・ミュゼット等フレンチ・ヨーロピアンテイストを織り交ぜたオリジナリティを追求。
2004年、フランスのシャルトル・アコーディオンフェスティバルにてメインステージに急遽出演。07年、08年と連続して世界的なアコーディオン奏者・作曲家のcobaプロデュースのコンサートシリーズ、“ベローズ・ラヴァーズ・ナイト”に出演するなど、新潟を拠点に様々なシーンでライブを展開。
◆さとうえみ EmiSato
(vocal, guitar)
ジャズ、ボサノヴァ、シャンソン、ポピュラーと幅広いレパートリイを持つボーカリスト。自身のギターによる弾き歌いのほか、ボサコルデオンや新潟スウィングミュゼット合奏団、ショーログループシェガンサ等においてはギタリストとしても活動。 新潟市出身。
◆田中トシユキ ToshiyukiTanaka
(accordion, vocal, accordina, clarinet, piano, etc.)
ボタン・アコーディオン奏者。近年はフランスのフェスティバル等に遠征・出演するほか、ピアニスト、およびクラリネット奏者としてもジャズをベースに幅広いジャンルで演奏活動。
北海道生まれの新潟市育ち。
2014.04.09 全国発売
「Bossaccordeon」ボサコルデオン
「AVE…MARIA」アヴェ...マリア
うたとギター、そしてアコーディオン…ただそれだけ? でも…何だか心地よい。
ボサノヴァで始まったデュオ《ボサコルデオン》が10年で進化を遂げた。
2003年、アコーディオンとヴォーカルだけのデュオでボサノヴァを演奏し始めて10年。
新潟を拠点に様々なシーンで活動するデュオのデビュー作となるこのアルバムには、ボサノヴァからフレンチ・ミュゼット、ジプシージャズ、フォルクローレからタンゴまで、それらの匂いの混じったオリジナルを含め、独自の解釈で演奏する彼等の現在が記録されている。うたとギター、そしてアコーディオン。ただそれだけ…しかし、多くが即興で演奏される饒舌なるフレンチアコーディオン、微かな湿り気を帯びたギターのバチーダに変幻自在なさとうえみのアルト音域のヴォーカルが乗る。シンプルながらもアコースティックな音楽そのものの魅力が伝わる音作りだ。田中トシユキの前リーダー作、ジャズトリオAtagiinでの2枚のアルバムのどこか内省的イメージから更なる進展を見せる4曲のインストオリジナルも聴き逃せない。
アルバムタイトルの元となったのはスペインの旅に発想を得た《AVE》、そしてボサノヴァのカリスマ、カルロス・リラの名作《マリア・ニンゲン》。
更に70年代のフォルクローレヒット《灰色の瞳》の独創的アレンジによるカヴァー等がティートックレコーズの高品質録音によって余すところなく収録している。