T-TOC RECORDS

河西 麻希

昭和音楽大学器楽学科演奏家コースを卒業。同時に特別賞受賞。昭和音楽大学音楽専攻科修了。同時に学長賞受賞。在学中、同大学オーケストラと共演。 第12回日本クラシック音楽コンクール第1位。その他受賞歴多数。2004年初のソロアルバム「風の旋律」リリース。 2007年2月にラトビアで行われた第5回国際サクソフォーンフェスティバル「サクソフォニア」に日本人初で招聘される。オープニングコンサートではソリストとして演奏。ラトビア国立合唱団、ストックホ ルムサクソフォーンカルテット等と共演。またラトビアの各地でリサイタルを行い好評を得る。2007年「アンサンブル・ロカ」と金井勇氏の新作サクソフォン協奏曲を初演。 2008年ラトビアで行なわれた国際宗教音楽祭に出演。リガサクソフォーンカルテット・エルサレムサクソフォーンカルテット等と共演。 自身のユニット「Laluna」(ラルナ)オリジナルのミニアルバム「Naturalious」リリース。2010年作曲家である船橋登美子氏との新曲アルバム「猫・ねこ・ネコ」をリリース。 同年、河西麻希第1回「全曲初演リサイタル」を開催。2011年「Laluna」(ラルナ)セカンドアルバム「ワイデンワールド」リリース。 2013年第2回ソロリサイタル「ラトビアの祈り」を開催。2015年プラハ音楽院(チェコ)に短期留学し、Pavel Fiedler氏に師事。2016年第3回ソロリサイタル「黄金の都、黄金の音色」を開催。 同年犬や猫の殺処分ゼロを目指すアーティスト14組による、オムニバスアルバム「Love and music and animals」をリリース。 サクソフォーンを渡辺美輪子、岡崎美絵子、宗貞啓二、福本信太郎、田中靖人、Pavel Fiedlerの各氏に師事。室内楽を彦坂眞一郎、武藤賢一郎の各氏に師事。 ホームページ&ブログ http://makisax.com2015年プラハ音楽院(チェコ)に短期留学し、Pavel Fiedler氏に師事。
2016年第3回ソロリサイタル「黄金の都、黄金の音色」を開催。
同年犬や猫の殺処分ゼロを目指すアーティスト14組による、オムニバスアルバム「Love
_and music and animals」をリリース。 サクソフォーンを渡辺美輪子、岡崎美絵子、宗貞啓二、福本信太郎、田中靖人、Pavel Fiedlerの各氏に師事。室内楽を彦坂眞一郎、武藤賢一郎の各氏に師事。

 

 Official Web Site

音楽の鳥 ~パッサーロ デ ムジカ~

 

2017.06.28release
CADE-0021 ¥2,778+税

風の音色に乗って、羽ばたき、舞い、歌う―鳥のように。 人気サキソフォニスト・河西麻希が贈る、渾身の2ndアルバム。ラトビアの伝説的な作曲家ガルータの4作品をはじめ、日本初演の楽曲を多数収録!

【CD】
1 ダイナ / ルーツィヤ・ガルータ DAINA / Lūcija Garūta 編曲:河西 麻希 Maki Kasai
2 ララバード / 槙田 友紀(2010年委嘱作品) Lulla bird / Yuki Makita 
I. かっこう Cuckoo 
II. こもりうた Lullaby 
III. つばめ Swallow
3 聖なる愛 / ルーツィヤ・ガルータ Svētā Mīla / Lūcija Garūta 編曲:河西 麻希 Maki Kasai
4 交響詩“黄金の馬” / ルーツィヤ・ガルータ “Zelta zirgs”simfoniskā teiksma / Lūcija Garūta 編曲:植田 彰 Sho Ueda
5 祖国の春 / ルーツィヤ・ガルータ Dzimtene Pavasarī / Lūcija Garūta 編曲:河西 麻希 Maki Kasai
6 悪い夜の唇 / 藤原 豊(2010年委嘱作品) Lip at bad night / Yutaka Fujiwara
7 ミュージック・フォー・マキ / ヴラティスラフ・ゾッフル(2016年委嘱作品) MUSIC FOR MAKI / Vratislav Zochr
8 月に寄せる歌 ~オペラ「ルサルカ」より~ / アントニン・ドヴォルジャーク Měsíčku na nebi hlubokém (árie z opery Rusalka) / Antonín Dvořák
 
Produced by Takaaki Konno 
Assistant Director : Masami Saito,Kent Anzai,Keiko Shinozaki,Hitomi Hashimoto
 

演奏家としての河西麻希を知る者は皆、その演奏の、そしてフットワークの“しなやかさ”に 一度は驚いたことがあるだろう。次々に新たなことに挑戦し、鮮やかに、華麗に成し遂げ てゆく。その姿はまるで、羽ばたき続けることを宿命づけられた美しい鳥の様だ。「音楽の 鳥」と題されたこのアルバムは、これまでに彼女が行ってきた数々のリサイタルの中から 選曲されている。それはまさに、河西麻希という優れたサクソフォニストが翼を広げて大 空を飛翔した軌跡である、とも言えるだろう。(作曲家/植田彰)
ワールドワイドな活躍を見せる河西麻希が満を持して世に問う、2枚目のソロアルバム。 バルト三国の知る人ぞ知る閨秀作曲家L.ガルータの「黄金の馬」「聖なる愛」「祖国の 春」「ダイナ」、ポップでナイーヴな作風の藤原豊「悪い夜の唇」人気ジャズピアニスト槙 田友紀の「ララバード」等、サキソフォンの魅力を余すところなく引き出した、オリジナリティ あふれる選曲も魅力。深みの中でひそやかに輝く、研ぎ澄まされた宝石の美しさ―河西 麻希の音色に、どうぞ酔いしれて下さい。
 
Piano 荒尾 岳児 Gakuji Arao
1969年神奈川県に生まれる。東京大学文学部 を卒業後、東京藝術大学音楽学部作曲科を経 て同大学院修士課程作曲専攻修了。室内楽や オーケストラのための作品を発表するかたわ ら、アンサンブル・ピアニストとして活動し、 声楽・器楽を問わず多くの演奏家からの信頼 を得ている。サクソフォニスト河西麻希氏と は、2010年のリサイタルにおける、委嘱新作 「dis-com-position II~補集合」の作曲・初演 をきっかけとして多くの共演を重ねている。 作曲を永冨正之、松平頼暁、野平一郎の各氏 に、ピアノを野沢真弓、石附秀美、遠藤郁子 の各氏に師事。現在東京音楽大学准教授、東 京藝術大学講師。日本ソルフェージュ研究協 議会理事。