酒井順子
清冽で情感豊かな音を奏でる新進ピアニスト
4歳よりクラシックピアノを習う。16歳の頃からバンド活動を始める。早稲田大学ではロックサークルに入り、そのかたわらオスカー・ピーターソンの影響を受けジャズを勉強しはじめ、在学中から都内のライブハウス、レストラン等で演奏活動を始める。2011年NYへ行き、セッション、演奏を重ねる。現在NYを中心に活躍中
In The Crowd
2012.07.18release
CADE-0002 ¥2,381+税
酒井順子がリーダーをつとめる新進ピアノトリオのデビューアルバムが完成した。全7曲中6曲をオリジナル曲で固めたこのアルバムは、タイトルの通り、都会の騒々しさの中で感じる自身の気持ちをていねいに撮られたポートレートの様にまとめている。
【CD】
1.Colors of Darkness
2.ネジレの位置
3.I've Got The World On a String
4.N.D.O
5.Dahlia
6.In The Crowd
7.And Go
清冽で力強くもあり、メランコリックな雰囲気も漂う都会的な心の移ろいを持った彼女のメロディーは、誰もが感情を動かされるだろう。ロックなども通過した雑多な音楽性がみごとにJAZZへ昇華され、朝昼晩といつも違う表情を見せてくれる彼女の素顔を垣間見せてくれる。細部にわたって瑞々しい音に仕上り、すぐそこにピアノがあるように鳴っている。