内田ゆう子
国立音楽大学ピアノ科卒業。
仙波八重子教授、久保田恵子教授に師事。
ドイツ・デュッセルドルフにてクラシックピアノをW.ドレクセル教授、H.レーマン教授に師事し、クラシックピアノのスピリットに触れ、その後のコンサート活動を始めるきっかけとなった。
ジャズピアノはヤマハ・ネム音楽院(専科)で学び、ニューヨークではマンハッタンヴィル大学、 ウェストチェスター・ミュージックコンサーバトリー、スタンフォード大学ジャズワークショップで更に研鑽を積む。クラシックからジャズまでの幅広いジャンルで、ソロ、バンド、弦楽アンサンブルなどさまざまな編成によるライブコンサート、配信コンサート活動を繰り広げている。
2005年、邦楽と洋楽とのコラボレーションをテーマに三味線奏者 杵屋五司郎とCD『音景色 Soundscape Japan』、 2007年尺八奏者中村仁樹とのユニット"SPREAD" にて 『SPIRIT 』をリリース。
和洋コラボレーションによる演奏活動を意欲的に行う。
音楽での国際交流サウンドブリッジ・コンサートを企画、出演。ドイツ・デュッセルドルフ、ニューヨーク、横浜、東京、アメリカ大使館公邸にて多数開催。
一方、弦楽器をフィーチャリングした美しく温かいピアノの世界を広げる。
2010 年 『REUNION 再会』をリリース。ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロとのピアノ四重奏 " メロウ・カルテット(内田ゆう子(P.) 白濱櫻子(Vl.) 川口幸子(Vla.)磯部朱美子(Vc.) )"を結成し、弦楽器との熟成したサウンドで、クラシックからジャズまで幅広いジャンルでのコンサート活動を展開。CD 収録曲 "花は咲く"を東北で演奏する。
チェコの弦楽四重奏団、シュターミッツカルテットと、東京にてドヴォルザークを共演。
Stellata Trio ステラータ・トリオ(内田ゆう子(P.) 白濱櫻子(Vl.) 磯部朱美子(Vc.) )では、オリジナリティ溢れたクリスマスコンサートが好評となり毎年開催している。
2013 年にピアノソロアルバム[『パープルレクイエム 』を、2018 年にはバンド編成でのジャズアルバム『Music & More』をリリースし、さらに活動の幅を広げる。
アレンジの分野では、2006 年に楽譜仕事人PAG-LLP を音楽仲間とスタートし、2023 年に楽譜仕事人LLC を設立、作曲・編曲著書多数。クラシックを題材にソロピアノの可能性を広げた『クラシック名曲50 選』シリーズ、「チェロのしらべ」、雑誌「ピアノスタイル」(株リットーミュージック)、『クラス合唱の定番』(株ヤマハミュージック)、「ピアノで奏でるやさしいクラシック」シリーズ(株 自由現代社)、「ムジカノーヴァ」(株 音楽之友社)等に於けるアレンジ、音源データを提供。健康とピアノをテーマにしたピアノ曲集「健康ピアノ」(株 シンコーミュージック)はセミナーも開催し話題となる。「やさしく美しいアレンジで弾く大人のピアノソロ40 選」では、やさしく弾けて映えるアレンジを提供している。
また、インターネットの「ぷりんと楽譜」「アット・エリーゼ」「Piascore」サイトより、約800曲のダウンロード楽譜を配信している。YouTube などのSNS を通した発信も積極的に行なっている。ヤマハミュージックアベニュー渋谷Cocoti ピアノ講師。英語、ドイツ語レッスン可。
Official Web Site
ミュージック・アンド・モア
2018.9.5release
TTOC-0028 3056円(税込)
ピアニスト内田ゆう子のプレミアムなジャズアルバム !
ジャズ ~ クラシック ~ ラテンのジャンルを超えたハイブリッドサウンド。
【CD】
01. In Walked Bud
02. Step and Step
03. I’m In e Mood For Love
04. Blackbird
05. Tango
06. Palma
07. Starlight
08. Essence Of Love
09. Ave Maria
10. Lullaby Of Brahms
■作品概要
今から 20 年前、ニューヨーク州立大学の音楽棟を歩いた時の事です。廊下の右側からはショパンが聴こえ、左側から はジャズピアノのスウィングが聴こえてきました。 アメリカはジャズのルーツなので当然の事なのでしょう。でも私 にとっては、この時両方のジャンルを学ぶ事が音楽的にはごく自然である感じて、とても嬉しかった事 を思い出しま す。私は、小さい頃からクラシックの和声 ( コード ) に興味があり、今で言う耳コピや曲に伴奏をつけたりする事が好き でした。そんなある時、ジャック・ ルーシェのバッハのジャズアレンジを聴いたのをきっかけに、オスカー・ピータ ーソン、ビル・エバンス、チック・コリア等に出会い、ジャズにハマっていきました。クラシッ クとジャズは、ルーツ・即興性・技法など違う点がいろいろあるので、当初は別々のものと思っていましたが、いつしか意識せずに弾き 分けるようになりました。そして、 二つのジャンルをブレンドしたオリジナル音楽を作りたいと思い始めました。今回、すばらしいミュージシャンとの共演でこの思いを実現する事ができました。どの曲も 様々な情景を浮かべなが らの選曲、演奏です。それぞれの曲のイメージ、情景を思い浮かべていただき、これがきっかけとなって話が弾んだ り、お酒が進んだり・・・ そんな “Music & More “になれば嬉しいです。今から 20 年前、ニューヨーク州立大学の音楽棟を歩いた時の事です。廊下の右側からはショパンが聴こえ、左側から はジャズピアノのスウィングが聴こえてきました。 アメリカはジャズのルーツなので当然の事なのでしょう。でも私 にとっては、この時両方のジャンルを学ぶ事が音楽的にはごく自然である感じて、とても嬉しかった事 を思い出しま す。私は、小さい頃からクラシックの和声 ( コード ) に興味があり、今で言う耳コピや曲に伴奏をつけたりする事が好き でした。そんなある時、ジャック・ ルーシェのバッハのジャズアレンジを聴いたのをきっかけに、オスカー・ピータ ーソン、ビル・エバンス、チック・コリア等に出会い、ジャズにハマっていきました。クラシッ クとジャズは、ルー ツ・即興性・技法など違う点がいろいろあるので、当初は別々のものと思っていましたが、いつしか意識せずに弾き 分けるようになりました。そして、 二つのジャンルをブレンドしたオリジナル音楽を作りたいと思い始めました。今回、すばらしいミュージシャンとの共演でこの思いを実現する事ができました。どの曲も 様々な情景を浮かべなが らの選曲、演奏です。それぞれの曲のイメージ、情景を思い浮かべていただき、これがきっかけとなって話が弾んだ り、お酒が進んだり・・・ そんな “Music & More “になれば嬉しいです。