T-TOC RECORDS

渡邊香澄

25絃箏・17絃箏を奏でる次世代の箏奏者として国内外で活躍中

東京都出身。
4歳より箏を大畠博子氏、大畠菜穂子氏に師事。
東京藝術大学音楽学部邦楽科 箏曲生田流専攻卒業。
その後、桐朋学園芸術短期大学科目等 履修生として邦楽アンサンブルの単位を取得。
文化庁新進芸術家国内研修制度の研修生として、二十五絃箏を野坂操壽氏、作曲を肥後一郎氏に師事。 2006年、2008年にリサイタルを開催。
2009年にソロライブを開催後、ピアノとのデュオライブを不定期で開催。
さらに2011年には“Kasumi 箏 Concert”を開催し、好評を得る。 現在はソロ活動のほか、様々なジャンルの楽器とのセッション、レコーディングに参加するなど積極的に活動をしている。 
宮城会、森の会、同声会に所属。
(受賞歴)
1993年
第28回宮城会箏曲コンクール児童の部 第三位受賞(大会初の十七絃での受賞) 
1994年
第29回 宮城会箏曲コンクール児童の部 第二位受賞(第一位なし)
1995年
第30回 宮城会箏曲コンクール児童の部 第三位受賞
1996年
第5回 箏曲ジュニアコンサート 優秀賞受賞
第14回 全国小中学生箏曲コンクール 優良賞受賞
1997年
第6回 箏曲ジュニアコンサート 優秀賞受賞
第9回 全国高校生邦楽コンクール 奨励賞およびリスナー賞受賞
子供邦楽まつり 10回連続出演(1988年~1997年)
1998年
日独青少年交流コンサートに出演
第7回 箏曲ジュニアコンサート優秀賞受賞
第10回 全国高校生邦楽コンクール 奨励賞受賞
1999年
第8回 箏曲ジュニアコンサート 最優秀賞受賞
第11回 全国高校生邦楽コンクール 第一位受賞
2002年
CD《Memorial of 20th》を制作
2007年
NHK 邦楽オーディションに合格
第14回 賢順記念 全国箏曲祭 全国箏曲コンクール 銅賞受賞 2008年
第14回 長谷検校記念 くまもと全国邦楽コンクール 奨励賞受賞 NHK 邦楽オーディションに合格
第5回 東京邦楽コンクール 三位入賞
第15回 賢順記念 全国箏曲祭 全国箏曲コンクール 奨励賞受賞 2014年
第21回賢順記念くるめ全国祭 全国箏曲コンクール 奨励賞受賞

Official Web Site 

伝えたい箏-kotoll-

【通常盤】 

2017.10.11release 
TTOC-0022 ¥2,778+税
UHQCD

箏演奏家『渡邊香澄』の全曲「オール 25 絃箏」ソロによるセカンドアルバム。ファーストアルバム「伝えたい箏 -koto-」に続くセカンドアルバム「伝えたい箏 -koto-II」。ダイナミックな音から繊細な音まで、25 絃箏の魅力をたっぷりと収録。身近に感じられる曲をオリジナルアレンジした心を揺さぶる癒しの1枚。邦楽界の「りょう」箏、「渡邊 香澄」192KHz/32bitによるハイレゾ録音 ! さらに次世代の高音質UHQCDで登場 !

【CD】
01. 糸
02. 私のお気に入り
03. 五木の子守歌
04. 海の声
05. 峠の我が家
06. アルハンブラの思い出
07. 朧月夜
08. 下弦の月
09. 庭の千草
10. こきりこ節
11. 未来への扉
 

ファーストアルバム『伝えたい箏‐koto』との一番の違いは全曲独奏ということである。箏1面だけでの可能性を追求し、彼女の今の想いを音にした作品となっている。一般的な箏の約2倍の絃数を自由自在に操り、箏ならではの技法を巧みに使っている。又、聴く人 を飽きさせないダイナミックかつ繊細なアレンジ力には目を見張るものがある。ぜひライブで聴 いてみたくなる。収録曲は日本の童謡・Jポップから世界の民謡まであえて多ジャンルに渡る曲を選曲し、老若男女 に親しまれる内容となっている。まさに時代の声に応えた邦楽器の新しい楽しみ方を見出した画期的な作品と言えよう。洋楽器による音楽が主流のこの国で、やはり日本の癒しの音色が届けられるのは、紛れもなくこの1枚である。 
我が家でお酒と共に心にしみるひとときを味わうには絶品である。 

伝えたい箏-koto-

 

2016.03.09release
CADE-0017 ¥2,778+税

25絃箏・17絃箏を駆使し、すべての構成を箏だけで挑んだ「オール箏」究極の1枚! 時代をこえて多くの方に愛される曲で、これまでになかった箏の魅力を存分に楽しめる。

【CD】
01 リベルタンゴ
02 なごり雪 
03 かごめ 
04 明日に架ける橋
05 ハナミズキ
06 故郷 
07 アメージンググレイス
08 スカボロー・フェア
09 さくら
10 道しるべ
11 もみじ
12 宵待草
13 竹田の子守歌
14 One Love
 

タイトルの「伝えたい箏-Koto-」には、箏という楽器を用いて伝統文化を伝え続ける意味と、自分の想いを表現する意味が含まれている。 
《箏といえばお正月》というイメージの中、彼女はあえて日常的に楽しんでもらえることに重点を置き、ライブでは古典にこだわらず時代にあった馴染み深い曲に挑戦してきた。 
彼女の繊細かつダイナミックなオリジナルアレンジにより「和楽器に対するイメージが変わった」「改めて箏の魅力に気づいた」「音色が新鮮で癒された」等大きな反響をよんでいる。
今回のアルバムは25絃箏・17絃箏を駆使し可能性を追求、すべての構成を箏だけで挑んだ「オール箏」を実現。
全14曲は童謡・民謡・POPS等、世代や国籍を問わず楽しんでもらえる内容となっている。 
ハイクオリティーな録音技術を軸に、96KHz/32bitによるハイレゾ録音を採用。 
さらにソロ演奏では、位相特製の優れた「モノラル収録」を採用するなど、オーディオファン必聴の手法で録音しているところも本作の醍醐味である。 
新たな箏の魅力を引き出した究極の一枚が完成した。