渡邊美和
スタンダードからオリジナルまで幅広い音楽性で魅了するボーカリスト!
幼少からTVやミュージカルに出演。高校在学中に受けたオーディションからスカウトを受け、邦画「ちぎれ雲」のエンディング曲を歌い、歌手活動を開始する。2004年ニューヨークを拠点に歌い始める。ウエストサイドストーリー・マリヤ役Marthe Steiverに師事。その後「オンリー・ユー」等で有名なプラターズのリードVo. Joe ColemanやJayon Anthony, Beverly Crosby, Amina Claudine Myers, Ella Garrett に師事しニューヨークの教会St. John’s United Methodist Churchにてクリスマスイブ・ミサのソリストを務める。
2006年米バークリー音楽大学に入学。ボーカルテクニック、パフォーマンスを中心に作曲、編曲、Jazzインプロ(即興)について学び、在学中にリンダロンシュタット・ワークショップにてシンガー代表として賞賛される。その他ボビー・マクファーレン、エバ・エイヨン等のワークショップに参加。ボストンにある“ボストン・パークプラザ・ホテル”等で多数のミュージシャンと共演。2009年、同大学BM Degreeを取得、 Performance Majorを首席卒業。Sharon Brown, Lisa Thorson, Anne Peckham, Mili Bermejo, Donna McElray, Ernest Diaz, Kris Adams, Bob Stoloff らに師事。卒業後再びニューヨークに戻りMoco Global Dining、Blue Owl、Cleopatra's Needle、Julesなど多数のニューヨークジャズクラブで歌う。英語/スペイン語/ポルトガル語/日本語で歌うバランスとそのバラエティの豊富さに定評があり、現地の人々の心を感嘆させている。現在はVivian Reed(トニー賞ノミネート)に師事。また自らもボーカルトレーニングの指導にあたっている。
2009年、1st Album“DUO” で全米デビュー。2nd Album 『Duo II』2009年7月リリース。3rd Album 『Duo III』2010年1月リリース。またオリジナル曲は時折、MFMW(エム・エフ・エム・ダブリュ)名義でFMラジオ各局等でオンエアされている。
2010年 9月帰国。数々のアニメソング、オムニバスCD等のボーカルを担当。日本人アイドルグループやアーティストへの楽曲サポート、英語訳詞、作詞を提供している。国内外問わず主に東京都内中心に活動中。
2013年ティートックレコーズよりデビューアルバム「ナチュラル・ヴォイス」をリリース。
同年11月ボーカルスクール”Gramercy Studio Vocal School”(グラマシースタジオ・ボーカルスクール)主宰。
2014年ティートックレコーズよりセカンドアルバム「ナチュラル・ヴォイスll」をリリース。
Official Web Site
KI・ZU・NA 〜in my heart〜
2014.10.22release
XQDN-1064 ¥2,778+税
前回の話題作「NATURAL VOICE」に続く注目作品。大成功の全国ツアーを経て力をつけた 渡邊美和が、生まれ持った美貌とスウィートヴォイス、指先まで行き届いたしなやかな動きでスタンダードジャズを歌い上げた。
【CD】
01. It's All Right With Me
02. A Child Is Born
03. East Of The Sun
04. My One And Only Love
05. Is You Is Or Is You Ain't My Baby06. Dream A Little Dream Of Me
07. Bewitched, Bothered & Bewildered
08. Softly As In A Morning Sunrise
09. Stormy Weather
10. Embraceable You
■作品概要
前回の話題作「NATURAL VOICE」に続く注目作品。
大成功の全国ツアーを経て力をつけた 渡邊美和が、生まれ持った美貌とスウィートヴォイス、指先まで行き届いたしなやかな動きでスタンダードジャズを歌い上げ た。
演奏にはニューヨークのトップドラマーClarence Pennの弟子である中山健太郎(dr)、テキサス出身の新鋭Patriq Moody(Tp) をはじめニューヨーク、ボストン、テキサスで腕を磨いたJAZZミュージシャン達が集結。ウェストコースト・ジャズをベースに、 モダンな中にオールドスクールを感じるバランスの取れた味わい深いサウンド。
ウッドベースからのスウィングが心地よい “It’s All Right With Me” や古き良き時代を思い出させるようなブルース感漂う
“ Stormy Weather” そして彼女の包み込むような声が存分に生かされているバラード曲 “My One and Only Love” など、渡邊 美和自身が選曲しアレンジを行った。録音は高音質レコーディングで名高いティートックレコーズがその臨場感を余すところなく完全再現。時に少女のようでありながら妖艶さを合わせ持つ魅惑の歌声は必見。珠玉の一枚。
“NATURAL VOICE ll” について
今回、ティートックレコーズから2作目となるアルバムのお話を頂いたとき、頭に浮かんだのは、「ジャズスタンダード・コレクション」でした。私にとって単身渡ったアメリカで過ごした7年間、何度も自分を見失いそうになった時に支えてくれた音楽がJAZZでした。そして空に舞い上がりたくなるくらい幸せな気分にさせてくれたのもJAZZです。
JAZZと私の初めての出会いはダンスからでした。5歳から始めたバレエからジャズダンスに転向しブロードウェイミュージカルに魅了され中学の時にミュージカルに出演したのがきっかけです。本場NYへ行きたいと思うのも自然な流れでした。BDC(ブロードウェイダンスセンター)に通いながらウエストサイドストーリー、マリア役を演じていたマーサスティーバーからボーカルレッスンを受けていた頃、マーサが「アメリカの音大へ行ってみてはどう?そしてブロードウェイの舞台に立ちなさい!」とアドバイスを受けました。作曲にも興味がありましたし、音大に入って一からJazz理論や歴史、ボーカルを英語の環境の中でさらに深く勉強できると思い、バークリーに入学を決めました。
NYを一旦離れ、Bostonでまた一人になった私ですが、多くの出会いに恵まれ毎日が音楽漬けでした。人並みに恋愛もしてジャズソングに綴られている歌詞の意味や英語での比喩や皮肉な言葉の言い回しもより深く共感できるようになった頃にはどっぷりとJAZZに浸る生活でした。
東海岸には日本と同じく美しい春夏秋冬があります。都会の中にも自然を見る事ができるNYやBostonではその季節の美しい色、風や匂いをより敏感に感じることができました。桜やマグノリアの花が咲き乱れ、街路樹をピンク色に染める春。目に眩しいほどの空のブルーと大きな樹の木陰が涼しく感じられる夏。ゴールド色に輝くプラタナスの落ち葉をパリパリと音をたてながら歩く秋。マイナス10℃の中、雪がすべての音を吸収し静寂のまっ白な世界に自分の存在を確かめる事のできる冬…。そしてそこにいつもJAZZがありました。自分の心を反映するようにブルースや複雑なハーモニーを歌うと癒されました。
卒業が近づくと今度は学費を払えなくなるほどの極貧生活。切り抜けるために働きながら大量の課題に追われるようになったり、世界中から集まる知識と演奏スキルの高い人たちに圧倒され自分の無知さを恥じたりもしたけど、それでも音楽ができる居心地の良さに「自分の本当の居場所」を見つけた!と思いました。このアルバムは私にとってそんな1つの原点であり、区切りでもあります。
そして今は、アメリカの文化を知り、日本の文化を誇りに思い、こうして音楽を通して多くの友人に出会うことができ、自分の故郷を大切に思うことができます。音楽はその土地に根づき歴史や文化から生まれるもの。日本人でありながら私なりのJAZZの物語を皆様にお伝えできれば幸いです。このアルバムの中には私の想い出と思いがたくさん詰まっています。ぜひゆったりとした気持ちで音の旅をお楽しみ下さい。 Miwa Watanabe
KI・ZU・NA 〜in my heart〜
2013.05.29release
XQDN-1038 ¥2,778+税
2011年度ティートックレコーズベストヴォーカリストに選出され2013年期待の新人としてデビュー。レコーディングを全てワンテイクで歌い上げたその実力と透き通る癒しの歌声が魅力。録音は高品質音源で名高いティートックレコーズ。ゴダンギターの生音を世界初収録。
【CD】
1 The Girl from Ipanema
2 Outra Vez
3 Don’t Let Me Be Lonely Tonight
4 Corcovado
5 Morning
6 Doralice
7 Speak Low
8 Dindi
9 Spring 2010
10 最後の約束
■作品概要
2011年度ティートックレコーズベストヴォーカルに選出され2013年ティートックレコーズより新人イチオシアーティストとしてデビュー。透明感に溢れる声を持ち、4カ国語を操るヴォーカリスト。ジャズ、ボサノヴァを中心に自身のオリジナル曲ではアコースティックなポップスナンバーも披露。録音を全てワンテイクで録り終えたその実力と純度100%の歌声は今後のジャズ、ボサノヴァシーンを背負っていくことが期待される。世界中で愛されているアントニオ・カルロス・ジョビンのThe Girl from Ipanemaを始め、自身のオリジナル曲2曲「Spring 2010」「最後の約束」も収録。編成はデュオからカルテットまで幅広く、楽曲毎に様々な表情を魅せてくれる。録音は高音質に定評のティートックレコーズが行う。ゴダンギターの生音をアンプを通さずマイクで世界初収録した究極のアコースティックサウンドを実現。新生ティートックスタジオ初のヴォーカル作品。