Marialy Pacheco-マリアリー・パチェコ
2012年モントルー・ジャズ・フェスティバル・ソロピアノコンペで女性として初優勝2013年1月24日、ドラム岩瀬立飛とベース川村竜を迎えレコーディングした、日本デビューアルバムをリリース!!
2012年モントルー・ジャズフェスティバル・ソロピアノコンペティションで女性として初の優勝を飾ざった新進ピアニスト。
1983年キューバ・ハバナ生まれのマリアリー・パチェーコは同世代のキューバミュージシャンで最も才能のある一人と言われている。バッハとバルートークを愛するの両親の元に生まれ、キューバの伝統音楽やクラシックなどに触れて育ち、幼い頃から当たり前に楽器を演奏していた彼女だったが、キューバで音楽を学業として目指す事はとても困難なことであった。しかし、彼女は類い稀なる情熱で7歳からハバナの名門・アレハンドロ・ガルシア・カターラ芸術学校の狭き門を叩く。15歳で国立芸術学校に入学し、キューバが誇る名作曲家トゥリオ・ペラモに師事する。そして、そこでJAZZと出会うことになる。友達とCDやビデオを交換し、地元のジャズクラブを訪れては、即興演奏に心を奪われていった。既にクラシカルな素養を十分に吸収していた彼女の音楽性はここから開花していったと言って良いだろう。
2002年には、グラミー賞受賞のチューチョ・バルデスが統括するキューバ・ジョー・ジャズ・コンペティションで優勝し、キューバを代表する若手ピアニストとして頭角を現す。2004年にファーストアルバム「Bendiciones」をリリースし、ヨーロッパへ拠点を移し、様々なアーティストと競演し研鑽を積む。
2012年にモントルー・ジャズ・フェスティバル・第14回ソロピアノコンペティションで女性として初の優勝を飾り、同年、アルバム「ドレスデン」がオーストラリア・クイーンズランド・ミュージック・アワード・ジャズ部門で大賞を受賞。現在はオーストラリア・ブリスベン在住。
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