T-TOC RECORDS

近藤和花

フランツ・リストが愛した名器ベヒシュタインと対話する次世代の美人ピアニスト

日本クラシック音楽コンクール全国大会入選。スイス・マスタープレイヤーズ国際音楽コンクールディプロマ賞受賞。フランス・ヨーロレジョン国際ピアノコンクール エクセレンス部門第2位。現地にて行われた入賞者コンサートで好評を博す。ポーランドで開催される「夏をショパンと共に」に参加、ヘッセ ブコフスカ氏に師事。 ポーランド・ブスコスドゥルイにて演奏会び出演。 また、翌年にはポーランドにて、イエジ スリコフスキ氏に師事。 ポーランド・グダンスクにてコンサートに出演。 これまでに日本各地はもとより、フランス 、スイス、ポーランド、オーストリア各地にて演奏。2005年、浜離宮朝日ホールの東京デビューリサイタルでは音楽月刊誌に、天性のセンスの良さ、素直で上品な演奏と評される。 また、名器ベヒシュタイン(リストの晩年愛した名器と同モデル)での録音「125年の音を紡ぐ…Aeka Plays Chopin 」を同時リリース。 2006年、ニューヨーク国際ピアノ音楽祭にスカラシップを得て参加。 2007年、同音楽祭連続参加。 夏には軽井沢 ルヴァン美術館にて「近藤和花ピアノコンサート・高原に響くピアノ」を行う。 また秋にはオーストリア バートイシューのハプスブル家別邸 カイザー ヴィラにてハプスブルグ家ご家族とご友人達に囲まれてのサロンコサートに出演する栄誉を頂いた。
2008年、第2回浜離宮朝日ホールでのリサイタルを開催。 夏にはフランス・クールシュベール音楽祭に参加し演奏会に出演。
2009年、第3回浜離宮朝日ホールホールリサイタルは非常に高い評価を得た。 べヒシュタインでの2枚目のCD「べヒシュタインへのオマージュ」をリリース。 また2010年にはパリにて、ヴィクトリア メルキ氏に師事。 その他、軽井沢、千葉、神戸、山形各地でコンサートの他、各地での演奏、文化講演、後進の指導に当たる。
これまでに、草川宣雄、田崎悦子、宮崎和子、楊麗貞、各氏に師事。

 

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対話~133年の時を超えて~ Aeka Plays Bechstein made in 1880

 

2013.05.29release
XQDN-1037 ¥2,857+税

リストが愛した名器と同じモデルの1880年製のベヒシュタインコンサートグランドピアノを使用。録音は高音質で定評のティートックレコーズの金野貴明。至高の音が133年の時を経て現代に甦る。

【CD】
1.クープラン : 修道女モニク
Francois Couperin : Soeur Monique
2.ラモー : エジプトの女
Jean-Philippe Rameau : L'Egyptiennne
3.リュリ : 優しい歌
Jean-Baptiste Lully : Air tendre et Courante
4.ショパン : ノクターン ハ短調(c moll)遺作
Frederic Chopin : Nocturne c-moll
5.ショパン : ワルツ イ短調(a moll)遺作
Frederic Chopin : Valse a-moll KK.IVb-11
6.ショパン : 幻想即興曲 嬰ハ短調 作品66(cis moll)
Frederic Chopin : Fantasie-Impromptu cis-moll Op.66
7.ベートーヴェン : ピアノソナタ第8番 作品13 悲愴(第1楽章)
Ludwig van Beethoven : Sonate für Klavier Nr.8 c-moll "Pathetique" Op.13Grave-Allegro di molto e con brio
8.ベートーヴェン : ピアノソナタ第8番 作品13 悲愴(第2楽章)
Ludwig van Beethoven : Sonate für Klavier Nr.8 c-moll "Pathetique" Op.13Adagio cantabile
9.ベートーヴェン : ピアノソナタ第8番 作品13 悲愴(第3楽章)
Ludwig van Beethoven : Sonate für Klavier Nr.8 c-moll "Pathetique" Op.13Rondo(Allegro)
 

リストが愛した名器と同じモデルの1880年製のベヒシュタイン・コンサートグランドピアノを使用し、高音質に定評のティートックレコーズ金野貴明が録音を行った。楽曲は、17~18世紀フランスを代表する作曲家「ジャン=パティスト・リュリ」「フランソワ・クープラン」「ジャン=フィリップ・ラモー」のクラヴサンのために作られた曲をピアノで奏でる。また前作に引き続き、ショパン「ノクターン・ハ短調(遺作)」「ワルツ・イ短調(遺作)」「幻想即興曲ハ短調」を披露。最後を飾るのはベートーヴェン「ピアノ・ソナタ第8番<悲愴>作品13」激しい情感が迸り、ピアノの表現力を内側からさらに押し拡げていくエネルギーに満ち溢れている。この情感を表現しきれるのはベヒシュタインでこそ。このCDで選ばれている楽曲は時代時代の音楽の響きと、それを楽しんでいた人々の喜びを追体験させることは間違いない。